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研究科長挨拶

経営学研究科
経営学専攻(アカデミックコース/ビジネスコース)
 経営学研究科長 教授
  三島 倫八

 本研究科は、2006年4月より、既設のビジネスコースの4プログラムに加えて、中国ビジネスの専門職教育を目指す新たなプログラム「日中連携ビジネスプログラム」を開設しました。
 本研究科の特徴は、一言で言えば高度専門職業人養成に比重を置いた開かれた大学院であるといえます。本研究科は、1994年従来のアカデミック・コースに加え、高度専門職業人の養成を目的としたビジネス・コースを開設し、他大学に先駆けて社会人院生を受け入れました。また、いち早く土曜、日曜開講を取り入れ、社会人院生が学びやすい環境づくりに取り組みました。2003年には、社会人院生の多様な学問的関心にこたえ、かつ産業界との連携を深めるべく、京都産業学プログラムを開設し、カリキュラムの充実を図りました。
さらに、2006年には、これらビジネス・コースの4つのプログラム(マネジメント・プログラム、京都産業学プログラム、企業会計プログラム、オープン・プログラム)に加えて、中国ビジネスの専門職教育を目指す「日中連携ビジネスプログラム」を開設しました。このプログラムは、本研究科と桃山学院大学経営学研究科、大連工業大学、大連外国語大学との連携によって運営され、中国ビジネスに携わった錚々たる実務家を講師陣に迎え、桃山学院大学経営学研究科との単位互換や「ビジネス・プランニング」、「フィージビリティ・スタディ」という実践・実習系科目を有するなど、他の大学院に類を見ない特徴を有しています。
 ちなみに、「ビジネス・プランニング」とは、受講生が中国で事業展開をすることを想定してビジネス・プランを立て、本学教授と実務家講師を交えていろいろな角度から検討する授業で、「フィージビリティ・スタディ」とは、受講生が立案したビジネス・プランの実行可能性を、実際に中国(大連)に行って現地調査(1週間程度)し、レポートにまとめる授業です。現地調査については、連携先の大連工業大学の教授陣や現地日系企業のスタッフ、経済人にサポートしていただく体制を組んでいます。
 今や、中国は各国企業の生産拠点から巨大な市場と化し、企業による熾烈な競争の下で新たな高級人材の争奪戦が繰り広げられています。本研究科は、時代の要請にいち早く対応してきましたが、このような中での「日中連携ビジネスプログラム」の開設は、まさに中国経済・経営の大きな発展、変化に対応した時宜にかなったものだと自負いたしております。
 社会人の方から、よく「大学院は敷居が高い」という声を聞くのですが、本研究科は決して敷居は高くありません。正規の院生の他に科目等履修生という制度もあります。これは書類選考のみで受講でき、科目等履修生として修得した単位は10単位まで、後に正式に入学した際に大学院の修了要件(30単位)単位として認められます。リフレッシュを求める、あるいは中国ビジネスに関心ある社会人の方は、本研究科を自己啓発、企業研修の場として活用していただければ幸いです。本研究科は、何よりも「学びたい」という社会人の意思を重視しています。また、日本や中国で活躍しようとされる学生、留学生の皆さん、現在中国は、中国や日本の経済、経営、文化に深い関心を持ち、自己研鑽に励む高級人材を切に求めています。「日中連携ビジネスプログラム」で学ぶことは、必ずや皆さんにとって飛躍の契機となるに違いありません。「中国ビジネス」に関心のある学生、留学生の応募を、大いに歓迎したいと思います。


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