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Faculty of Business Administration

経営学部

組織をリードする履修モデルでは何が学べるの?

企業が存続するには、利益を上げなければなりません。利益を上げるためには、同じ時間でより多くの商品を作る(生産性を高める)ことや、より魅力のある商品を作るなどの収益性向上の工夫が必要です。

高い生産性を実現するためには、そこで働くヒトを上手に管理しなければなりません。1920年代、アメリカのウェスタン・エレクトリック社では、生産性を高めるために、ホーソン実験と呼ばれる有名な実験がメイヨーという人によって行われました。

メイヨーは、工場の照明の明暗が作業効率にどのような影響を与えるのかという実験や、労働者の自由な討論により、従業員が心底にもつ不満や意見などを聞き出すという実験を行いました。さらに、配線工、ハンダづけ工、検査工という3つの作業集団を対象にした観察実験を行い、労働者がもつ感情を明らかにしました。これらの実験結果から、メイヨーは、組織の生産性を高めるためには、賃金や労働条件ではなく、人間関係を重視せねばならないことを発見したのです。

この履修モデルでは、組織の運営・管理のために必須となる経営管理や人的資源管理、組織行動、経営組織などについて学びます。経営史では、実際に行われた経営者の意思決定を中心として、組織の運営管理について学びます。さらに、公共経営論では、非営利組織のマネジメントをどのようにすればよいのかを勉強します。

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