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Faculty of Business Administration

経営学部

学部長からのメッセージ

経営学部長 梶脇 裕二

令和の時代が始まりました。思い返すと昭和から平成への転換は劇的でした。1989年にベルリンの壁が崩壊し,それをきっかけに冷戦の終結,そしてソ連の崩壊へと続きました。また国内では,バブル景気の絶頂から崩壊へと日本経済は急降下しました。こうした日本経済の凋落を尻目に,グローバル化とIT化はわれわれの社会に急速に浸透していき,いまやアマゾン,グーグル,またiPhoneなどGAFAを中心とした海外企業の製品・サービスなしにわれわれは生活できないほどになっています。

平成の時代はまさにこうした大転換の過渡期でした。そして,われわれがこれから生きていく令和の時代には,この転換のスピードはテクノロジーの加速度的進展によりいっそう速まっていくでしょう。30年前には予想もできなかった生活がいま現在あるとすれば,30年後の未来もまた予想だにしない社会が現出しているでしょう。それはけっして楽観的なことばかりではないはずです。これから始まる新たな時代を生き抜いていくために何をすべきであるか。学生のみなさんは大いに戸惑い、悩まれると思います。

大学は,これらの問いを人間の存在性や社会システムのあり方などの根本的な意味にまで遡って探究していく場です。たとえば,みなさんが学ぶ経営学では,組織(パターン)を記号で捉え,これを人間主体がどう解釈(「定義づけ」)し,いかに行動していくのかについて考えるアプローチがあります。まさにそこでは人間の主体性・能動性が決定的な役割をもち、なにより人的ネットワークが重要であることが強調されています。新しい時代にAI,ナノ・バイオテクノロジーの進展が組織記号を著しく変容させることは間違いありません。しかし,人間の感性と知能による記号の定義づけ,ならびに人間同士の信頼に基づく協働が社会システムのあり方に決定的であることになんら変わりはありません。

龍谷大学経営学部ではこうした人間の主体的な力を信じ,これを育むためのプログラムを用意しています。みなさんが大学生活をどう「定義づけ」,さまざまな仲間といかに「結びついていく」のか,4年間の学びのなかで一緒に考え、支えていきたいと思います。

経営学部長 梶脇 裕二

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