龍谷大学
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京都産業学センター

京都産業学センターよりご挨拶

龍谷大学・京都産業学センターは、2002年4月、大学院経営学研究科の付置機関として発足し、今年4月で開設満15年となりました。「京都産業から学ぶ」、「京都という経営資源と経営主体・経営能力の関連を捉える」というコンセプトを中心に、「地域と企業の相互の関係性」を探求する共同研究に取り組んできました。その成果を社会に発信するとともに、大学院経営学研究科の「地域公共人材総合研究プログラム・地域産業コース」をはじめとした学内の教育・研究に生かしています。

センター開設以来、毎年発行している年報『京都産業学研究』(最新号は第15号)、42回を数える京都産業学研究会、そして28回を数える京都工芸サロンの開催などを通じて、成果を蓄積してきました。京都産業学の取り組みは、オホーツク学、横浜産業学などの地域産業学・地域研究の営みにも影響を与えつつ、これら全国の地域産業関連の研究成果にも学びながら進めてきました。京都工芸サロンは、伝統産業と近代産業・先端産業が併存する京都において近代産業・先端産業に影響を及ぼす伝統産業について、工芸人等の方々から学ぶことを重視し、継続的にサロンを開催しています。年報『京都産業学研究』には、京都産業学研究会や京都工芸サロンで講演していただいた方々の講演記録も掲載しています。

これらの取り組みに加えて、2012年度からブックレット版の刊行に取り組み、これまで「企業研究シリーズ」として、『島津製作所』、『イシダ』、『福田金属箔粉工業』、『日新電機』の4巻を、また「テーマ別研究」として『京都企業の人事労務管理の論理と実際』を刊行しました。これらは京都企業・自治体関係者をはじめ多くの方々のご協力を得て共同研究を積み重ねてきた成果であります。また、多くの方々の交流の場として、京都産業学センター内に設置されている京都産業人倶楽部は京都企業をはじめ多分野・領域の方々にご参加いただいています。

京都産業学センターは今後の新たな飛躍に向けて、共同研究の担い手の継承と世代交代に取り組むとともに、大学院経営学研究科のみならず全学的・地域的な連携のもとに事業を遂行できる組織づくりをめざしたいと考えています。引き続き、京都の産業界・自治体等の皆様の積極的なご参加・ご協力をお願いする次第であります。

2017年4月
龍谷大学・京都産業学センター代表 重本直利

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