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Faculty of Business Administration

経営学部

商学科

  • スタートアップ志向型の人間の育成

    Projects プロジェクト紹介

    商学科:事業創造コース

    ※2025年4月 新設

    ▼解決を目指す「社会課題」

    人間関係の希薄化

    人と人とをつなぎ学生同士の交流から
    社会人との対話まで新たな関係性を築く

    商品開発やプロモーションを通じ地域課題の解決をめざす

    石河 祥太さん

    石河 祥太さん

    経営学科3年生(栃木県立宇都宮北高等学校 出身)

    京都の土地柄を活かした交流で持続可能な地域活性化をめざす

    眞鍋ゼミでは「事業共創」をキーワードとし、人々の交流促進や地域活性化といった社会課題に取り組んでいます。私の班は、京都市内の大学同士や、学生と社会人の関係性が希薄な点に着目しました。「学生の街」と呼ばれる京都も、大学の垣根を越えた交流は意外に少ない現状です。そこで、学生団体による意見交換会「ゼミフェスタ」の企画・運営や京都市移住定住応援団への参加を通じて、人々の交流の場を創出しています。さらに、酒造会社と連携して「蔵開き」イベントに学生ブースを出店し、他大学のゼミが運営に参加する京都市主催の「オープンパーク」の公園利活用活動にも参加しました。活動を通じて実感したのは、地域活性化には規模の大小にかかわらず、その土地に合ったスタイルでの継続的な取り組みが重要だということです。異なる背景をもつ人々が出会い、共に考え行動することで、地域に活力が生まれます。

    ゼミ活動での学びは社会人への準備キャリアにつながる大きな財産に

    私たちの活動の特徴は、学生自身で一から企画し実行する点にあります。企画の立案から、協力先との交渉、広報活動まで、自分たちで進めていきます。ビジネスメールの書き方や企画書の作成、プレゼンテーションなど、社会で必要となる実践的なスキルが自然と身につきました。また、異なるテーマで活動する他班との協働で多様な視点や考え方に触れ、主体性も養われています。「街を人で好きになる」を班のスローガンとして人々の交流促進をすすめるなかで、組織の運営方法やチームビルディングの重要性も理解できました。地域の方々やプログラムに協力してくれる社会人とのかかわりから、社会で求められる振る舞いや責任感も養われています。各自の世界を広げ、社会への認識や個人の意識を高めていくことは、社会に出るための準備としても有効だと考えます。ゼミでの学びは、社会人として活動するうえで大きな財産となるでしょう。

    商学科:マーケティングコース

    ※2025年4月 新設

    ▼解決を目指す「社会課題」

    未利用資源の活用

    地域の課題を見つけ出し学生ならではの発想と
    マーケティングの視点からその解決策を探る

    未利用資源の活用

    工藤 麟太郎さん

    工藤 麟太郎さん

    経営学科4年生(京都府 龍谷大学付属平安高等学校 出身)

    未利用資源の活用と地場産業の活性化で持続可能な社会の実現をめざす

    高度に発展した現代社会では、地域特有の資源や産業を次世代に継承することが求められます。私が所属する藤岡ゼミでは「Issue×Marketing」をテーマに、マーケティングを通じた地域・社会課題の解決に取り組んでいます。具体的には、加工の難しさから廃棄せざるを得ない有田みかんの皮を活用した商品開発や、和歌山県有田川町の特産品であるぶどう山椒の産地を未来へと存続させるプロジェクトです。これらの活動をとおして、未利用資源の新たな価値創造や高齢化による農業の担い手不足といった地域課題の解決をめざします。ゼミ活動をとおして深く理解したのは、現場に足を運び、自分の目で見て、肌で感じることの重要性です。実際に現地を訪ね、生産者の声を聞き、マーケティングの観点から解決策を模索する過程で、机上の学びだけでは得られないリアルな知識と実践経験を積むことができました。

    トライ&エラーの経験を力に変えてマーケティングを通じた社会課題に挑む

    商品開発やマーケティング戦略を練るなかで、消費者ニーズの把握や消費者の意識改革、市場分析の必要性も強く実感しています。特に消費者の意識を変えることは、社会課題解決への大きな力となるでしょう。しかし、一学生の発信力には限界があり、世間に周知させるのは困難を極めます。そこで私たちは企業や行政と連携し、商品開発やイベント開催などを行い、社会に向けた情報発信を行っています。自分に何ができるのか、いかにアプローチすべきか。トライ&エラーを繰り返して取り組み自体をブラッシュアップしていくことで、私自身も人間的に成長できたと実感しています。こうした経験は、部活動や就職活動など、大学生活のさまざまな場面で活かされてきました。学生のうちにマーケティングを実践した経験は、社会に出てからも大きな強みとなるでしょう。今後も身近な社会に目を向け、微力でも課題解決に貢献できればと思います。

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