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Faculty of Business Administration

経営学部

市場と情報を活用する履修モデルでは何が学べるの?

市場には、商品が売買される市場、お金をやり取りする金融市場、さらには、人々が働く場を探し、企業が働き手を探す労働市場などさまざまな市場があります。それら市場での取引において、企業はさまざまな情報を活用しています。例えば、皆さんがコンビニエンスストアでものを買うとき、レジでは、“ピッ”という音をさせてバーコードを読み取ります。あの“ピッ”という音とともに皆さんが何を買ったのかという情報が蓄積され、最後にレジのキーを使って、どんな世代の人が購入したのかというデータを蓄積しています。

話は変わりますが、皆さんも小学生の頃にサイコロを6回振って、「1」の出る確率は何分の1ですか?という問題を解いたことがあるでしょう。答えは、6分の1ですよね。でも、実際に6回サイコロを振って「1」は6分の1の確率で出るでしょうか。出るときもあれば、出ないときもありますよね。でも、10万回や100万回振れば、「1」の出る確率は限りなく6分の1に近づいていきます。話を戻します。皆さんのお家の近くのお店だけでデータを取っても、サンプル数が少ないので一般的な売れる商品の傾向はわかりませんよね。ところが、日本全国に点在するすべての店舗から売れた商品のデータを集めることによって、サイコロの例と同じように、より一般的に売れる商品が何かがわかります。

このように、個々の情報を大量に蓄積して分析することによって、売れ筋商品を十分に準備して、より多くの利益を上げることができるのです。

このように、情報を企業経営にいかに活用するか、さまざまな市場をいかに活用するかをこのモデルでは考えます。

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